『プラハ城切手』 5つのタイプ
戦乱後の独立の混乱を反映して『プラハ城切手』には印刷ミスなどさまざまなヴァリエーションが見られ、切手蒐集家の間でも注目されているそうです。 ここでは印刷のミスやかすれ、目打ちの違い、貼り方・使い方、消印 などには触れずに、ミュシャ作品としての『プラハ城切手』 5つのタイプを一覧します。
「太陽」 あり
「ČESKO-SLOVENSKÁ」 が横一列の白抜き文字になる
「スラヴ菩提樹」、「ハト」を横線の影で描く
渦巻き文様が大きくなる
「太陽」 なし
「ヴィート大聖堂」が左寄りになる
「スラヴ菩提樹」、「ハト」の影が斜線や点描に変更
「ミクラーシュ教会」が大きくなり 手前の木立がなくなる
「ČESKO-SLOVENSKÁ」の書体が細くなる
渦巻きが単純になる
「太陽」 あり
「POŠTA」、「ČESKO」、「SLOVENSKÁ」の文字が反転して色文字になる。
「スラヴ菩提樹」と「ハト」、「ミクラーシュ教会前景の木立」は白抜きのまま
1919年1月から発行開始。 100、200、400ハレルの 3種。
「太陽」 がなくなる
太陽以外は Cタイプと同じ