アーメン

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天にまします我らの父よ

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主の祈り Le Pater         1899年
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主の祈り アーメン
主の祈り
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主の祈り
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主の祈り

代表作
 ミュシャは 『主の祈り Le Pater』 を自身の代表作と考えていました。
 『Le Pater』 とはキリスト教の「主の祈り」冒頭にある「父よ」という神への呼びかけの言葉で、日本のキリスト教会でも「我らの父よ」と呼びかけて祈ります。「主の祈り」はイエスが弟子たちに「神に祈るときはこのように祈りなさい」と示したキリスト教のもっとも大切な祈祷文です。カトリック、プロテスタントを問わずキリスト教のあらゆる宗派で唱えられています。(チェコ語版のタイトルOtčenáš 』も「われらの父よ」という言葉。Otče = 父よ、Náš = 我らの
美しく豪華な
 ミュシャは「主の祈り」祈祷文を 7つのパートに分け、それぞれのタイトルページ
(ラテン語とフランス語)、解説文(フランス語)のページ、解説の内容を描いたイラストページと、3ページずつのセットに構成、全体の「扉」、「アーメン」のページとともに本文23ページのリトグラフの美しい本にして、ピアツァ社(H.Piazza & Cie)から用紙、装丁などが異なる4種類510部を出版しました。リトグラフはシャンプノワ・リトグラフ工房が制作し10部にはミュシャ自身が手で彩色をしています。手彩色の10部を含む110部は「Japon」という用紙を使っていますが、これは日本製の和紙ではなく「版画用の最高級紙」というほどのいわば紙のブランドです。
 ミュシャ自身が解説文を書き、中世の時祷書にならったイルミネーション
(装飾)のスタイルで制作しており、まさにミュシャの代表作にふさわしい美しく豪華な『主の祈り』です。
闇から光へ
 1899年にフランスで出版し、プラハのコチ
(Koči)出版社からもチェコ語版120部(3種類)を出版しました。チェコ語版は扉ページをチェコ語にした以外はフランス語版と共通のリトグラフのまま、タイトルと解説のチェコ語訳を薄紙に印刷して綴じ込んでいます。さらに後にはハンディなチェコ語普及版も出版しました。
 『主の祈り』は「闇を通り抜けて光へ」というテーマを描いています。「闇から光へ」とは、キリスト教の思想であると同時に啓蒙主義から発展して、ベートーヴェンが交響曲第5番や第9番、オペラ「フィデリオ」で表現した、より高い理想を目指す19世紀の「自由と進歩」の思想です。「光と闇」の対立、それをつなぐ「キリストの十字架」をテーマにしたバッハの受難曲
(なかでもヨハネ受難曲)をブルノの少年期に体験したことが強く反映しています。
 300年にわたって外国に支配されていたチェコの人たちに画家である自分が絵画の力で伝えなければならないとミュシャが考えていた「未来の希望」と共通します。
 チェコの人たちにこそ読んでほしいと思い、解説文をチェコ語にしたチェコ語版『主の祈り』を出版し、さらに誰でも安い価格で読めるように普及版を作りました。

御名を崇めさせたまえ

主の祈り
主の祈り
主の祈り

御国を来たらせたまえ

御意(みこころ)の天にあるごとく地にもなさせたまえ

主の祈り
主の祈り
主の祈り

我らに日用の糧を今日も与えたまえ

我らに罪を犯すものを我らが赦すごとく我らの罪をも赦したまえ

主の祈り
主の祈り
主の祈り

我らを試みにあわせず悪より救い出したまえ

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「主の祈り」 全文

アーメン

チェコ語版 『主の祈り Otčenáš』 扉

主の祈り 扉

主の祈り 扉のページ