挿絵と表紙

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『プラハからパリへ』  1900年

   Prague à la ville de Paris (フランス語版 A.コラン 刊 パリ)
Praha Parizi
 (チェコ語版 B.コチ 刊 プラハ)

フランス・サッカーチームのロゴマーク

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チェコ共和国
   国歌170年記念切手

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 『プラハからパリへ』 は、プラハとパリの出版社から1900年に刊行されました。
 二人の女性はそれぞれプラハとパリを表します。 左の女性は、頭にスラヴ菩提樹を飾りライオンを連れています。 右の女性は、フランスブルボン朝のユリの飾りを背に雄鶏(おんどり)が添っています。 ライオンは現在もチェコの国章であり、雄鶏はフランスの国鳥です。
 勇敢で鼻が高く多産の雄鶏はいかにもフランス人らしいからと言われますが、フランス人の祖先ガリア人をフランスでは「ゴロワ」といい雄鶏を指す言葉と同じところからフランスのシンボルになりました。 またフランスを象徴する花 コクリコ(ヒナゲシ) の赤い花びらが雄鶏のトサカに似ているからだともいいます。