『ミュゼ・グレヴァン』 (1892)
ジュール・シェレ
(Jules Cheret 1836-1932)
グリュン 『ヘロルド印刷所』 (1908)
コラン
『タバラン・ダンスホール』
(1928)
カッピエルロ
『クラウス・チョコレート』
(1903)
『シャンゼリゼのパレ・ド・グラス』
(アイススケート場 1893)
『薬用トローチ』 (1895)
グリュン 『スカラ座のレビュー』
(1902)
パル 『クレマン自転車』
(1894)
『マリアーニ・ワイン』 (1894)
『リュション 花の祭典』 (1890)
『オランピア劇場』 (1892)
シェレの美女
19世紀末は「ポスターの黄金時代」といわれます。パリではポスター広告塔だけでなく建築現場の囲いなどがポスターのために利用され、ポスター画家も広告主もいかにポスターを目立たせるかデザインと色に工夫を重ねていました。
そのなかで最も成功したのが「ポスターの父」ジュール・シェレ(Jules Cheret 1836-1932)です。いちはやくカラー・リトグラフの技術を確立したシェレはアイキャッチャーに赤・黄・青など原色の女性を動きのある大胆な構図で描き、街行く人の目をひきました。奔放に踊る女性は「シェレの美女」と呼んでパリ中で人気になりました・
鮮やかな原色の女性で目を引く「シェレ・スタイル」ポスターは当時だけでなく現代にまで受け継がれています。
グリュン 『BYRRH薬用酒』
(1907)
カッピエルロ 『フルニエ・キュラソー』
(1921)