スラヴィアとソコル
「ソコル」はチェコ語で"タカ"という意味です。
1862年に創立したチェコの体育協会に"ソコル"という名前をつけたのは猛禽類のタカが身体をきたえた若者をイメージさせるためです。"タカ"とともに"調和"、"連帯"を表す円形の"輪"をシンボルマークにしています。
ソコル体育協会はスラヴ民族の団結や統一をうながす"汎スラヴ運動"と結びついてオーストリア帝国内でのスラヴ系民族の地位向上、自治権拡大を求めて次第に愛国主義的な色合いを強めるようにもなりました。
ミュシャも"汎スラヴ主義"の影響を受けてはいましたがミュシャの場合"ソコル"は偏狭な民族主義とは違ってスラヴの理想を擬人化した"スラヴィア"のイメージと、ソコルの若者をかさねチェコの未来の希望を象徴するものでした。
体育運動としての"ソコル"は社会主義体制の40年間は禁止されて"スパルタキアード"というマスゲームに変わりましたが4年ごとの開催など近代オリンピックにも影響をあたえて現代にまでつづいています。
スラヴ叙事詩
『スラヴ菩提樹の下で宣誓する青年たち』(部分)
『プラハ市民会館壁画』(部分)(1911年)
『ヴルタヴァ川の野外劇』 デッサンから(1926年)
『第6回ソコル大会のポスター』(1912年)
『第8回ソコル大会
ヴルタヴァ川の野外劇のポスター』
(1926年)
プラハ市民会館天井画『「スラヴの連帯』 のデザイン(1911年)